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この記事でわかること
✓ あつ森におけるたぬき商店の最終形態とデパートの実装状況
✓ 商店が大きくならない時に確認すべき具体的な改装条件
✓ 見た目が二階建てに見える店舗構造と深夜営業のカラクリ
✓ 最終形態になった後の商品ラインナップや便利な活用方法
あつ森(あつまれ どうぶつの森)をプレイしていて、たぬき商店がいつまで経っても大きくならないと不安になったことはありませんか?
「とびだせ どうぶつの森」など過去のシリーズ作を遊んでいた方なら、コンビニ、スーパー、ホームセンター、そして最終的には「デパート」へと進化していくワクワク感を覚えていることでしょう。
ネット検索で「あつ森 たぬき商店 最終形態」と調べると、様々な情報が出てきて混乱してしまいますよね。特に「二階があるらしい」「深夜営業ができるようになる」といった噂は、プレイヤーの期待を大きく膨らませてしまいます。

僕も最初は「いつになったらデパートになるんだろう?」と毎日タヌキチの様子を伺いながらプレイしていました。
しかし、長くプレイを続け、膨大なデータを検証した結果、今作における商店の仕様が明確になりました。
この記事では、なかなか改装されないとお悩みの方に向けて、正確な仕様と隠された真実をズバリ解説します。
あつ森のたぬき商店の最終形態とデパートの真実
「そろそろデパートになるかな?」と期待して待っている方には、少し衝撃的な事実をお伝えしなければなりません。しかし、これを知ることで無駄な期待に疲れることなく、今のあつ森ライフをより楽しめるようになります。
まずは、本作におけるたぬき商店の進化の限界と、多くのプレイヤーが抱いている疑問について、徹底的に解説していきます。
デパートや二階へ増築されない理由
年末年始もすべて無休のブラック商店#あつ森 #あつ森写真部 #タヌキ商店 pic.twitter.com/nwTiPYP26m
— ちゃおなな (@ciaonana1) January 2, 2025
結論から申し上げますと、あつまれどうぶつの森におけるたぬき商店は、一回改装した後の姿である「改装後の店舗(第2段階)」が正真正銘の最終形態です。
残念ながら、過去作にあったような3階建てのデパートや、美容室が併設されたホームセンターへの進化はありません。
アップデートでの追加もなかった事実
「今後のアップデートで追加されるのでは?」という期待も長く持たれていましたが、2021年11月に配信された「Ver.2.0」をもってコンテンツ追加アップデートは終了しました。
この最後の大型アップデートでも、たぬき商店のさらなる増築は実装されませんでした。つまり、現時点での仕様が最終決定版ということになります。
視覚的なトリックと「二階」の正体
最終形態の外観を見ると、屋根が高く、窓も上の方に配置されているため、「これ、絶対に二階がある構造だよね?」と思ってしまいますよね。店内に入って奥を見ると、階段のような構造物まで確認できます。
しかし、あれはあくまで「お店の雰囲気を出すための装飾」としての演出なんです。ゲームの内部データやマップ構造を解析しても、プレイヤーが立ち入れる「二階フロア」のデータは存在しません。
なぜデパートがないの?
あつ森の舞台はあくまで「無人島」から始まるスローライフです。開発チームが島の景観や自然との調和を重視した結果、都会的な高層ビルであるデパートの実装を見送った可能性が高いと分析されています。
「二階へ行く方法」などの動画や記事を見かけることがありますが、それらはMOD(改造データ)を使ったものか、単なるフェイク情報です。

現在の立派な木造店舗こそが、僕たちが目指すべきゴール地点であり、この姿を愛でることがあつ森の流儀と言えます。
条例で深夜営業に変更するメリット

「仕事が終わってから遊ぶと、いつも店が閉まっている!」という社会人プレイヤーならではの悩み、ありますよね。
過去作のコンビニ化による24時間営業のような劇的な変化はありませんが、Ver.2.0で追加された「条例」システムを使えば、営業時間をある程度コントロールできます。
条例制定の手順とコスト
島民代表になっているプレイヤーは、案内所のしずえさんに相談することで「条例」を制定できます。
費用として20,000ベルが必要ですが、一度制定すれば解除するまで永続的に効果があります。適用されるのは制定した翌日の朝からなので、早めに手続きをしておきましょう。
デフォルトの営業時間は朝8時から夜22時までです。これを自分のライフスタイルに合わせて変更します。
| 条例の種類 | 営業時間 | ターゲット層 |
| 朝活条例 | 7:00 〜 22:00 (開店が1時間早まる) | 朝の通学・出勤前にログインして カブ価チェックや買い物をしたい人 |
| 夜活条例 | 8:00 〜 23:00 (閉店が1時間遅くなる) | 残業や塾などで帰宅が遅く、 夜にまとめてプレイする人 |
| 標準 | 8:00 〜 22:00 | 条例の種類 |
たった1時間でも効果は絶大
夜活条例にしても閉店は23時なので、「深夜営業」と呼ぶには少し物足りないかもしれません。しかし、この1時間の延長は経済活動においてかなり大きいのです。
閉店後に利用できる「買取ボックス」は便利ですが、手数料として買取価格が本来の8割(20%オフ)になってしまいます。
例えば、10,000ベルで売れるはずのレアな虫が、8,000ベルになってしまうのは痛いですよね。夜22時台にプレイできる人にとっては、この条例のおかげで手数料を回避できるチャンスが生まれます。
改装後の商品入れ替えや季節限定家具

最終形態になると、お店の魅力が一気にアップします。店舗面積が少し広がり、内装も洗練された雰囲気に変わりますが、一番の変化は実利的な部分、つまり「取り扱う商品の数と種類が増えること」です。
商品スロットの拡張詳細
初期の店舗に比べて、家具の販売スペースが拡張されます。具体的には以下のような変化があります。
- 大型家具スペース: 2枠 → 3枠に増加。高額な家具や、「現品限り」のレアな家具に出会える確率が上がります。
- 小物家具スペース: 卓上に置ける小物類も充実します。
- 壁紙・床板: 種類が倍増し、リフォームの選択肢が一気に広がります。
季節を感じるプロモーションコーナー
特に注目したいのが、入り口を入ってすぐ左下に新設される「季節の家具コーナー」です。ここには、現実の季節と連動したアイテムが並びます。
| 季節 | 販売される家具の例 |
|---|---|
| 夏(6月〜8月) | サーフボード、レトロなせんぷうき |
| 冬(12月〜2月) | ラウンドストーブ、加湿器 |
| イベント時期 | ハロウィン家具、カーニバル家具など |
これらのアイテムは、島全体の季節感を演出するために欠かせません。
「たぬきショッピング」でしか買えないと思っている季節アイテムも、実はこっそり店頭に並んでいることがあるんです。しかも、たぬきショッピングは1日5件までという注文制限がありますが、店頭なら在庫がある限り買い放題です(小物家具の場合)。

島のあちこちにサーフボードを並べたい時など、まとめ買いができるのが最終形態の大きな強みですね。
カラフルな道具の耐久値と普通の道具
改装後の戸棚を覗くと、「カラフルなつりざお」や「アウトドアなスコップ」、「柄物のジョウロ」といった、とても可愛いデザインの道具が販売されています。「これって見た目が良いだけ?それとも壊れにくいのかな?」と性能が気になりますよね。
性能は「普通の道具」と同じ

結論から言うと、これらのデザイン道具は、DIYで作る「普通の道具(鉄鉱石を使うランク)」と全く同じ耐久値を持っています。決して「金の道具」のように特別長持ちするわけではありませんし、特殊な効果があるわけでもありません。
耐久値の目安
- しょぼいつりざお:耐久10
- 普通のつりざお:耐久30
- カラフルなつりざお(店売り):耐久30
- 金のつりざお:耐久90
あえて店売り道具を買う「キワメ」流の理由
「性能が同じなら、自分で作ったほうが安上がりじゃない?」と思うかもしれません。しかし、僕は最終形態になったら積極的に店で道具を買うようにしています。その理由は、「鉄鉱石の節約」と「時短」です。
鉄鉱石は、家具のDIYで大量に消費する貴重な資源です。たかが1個と思うかもしれませんが、道具を作るたびに消費していると、いざロボットなどの巨大家具を作りたい時に在庫が足りなくなります。
ゲーム中盤以降、ベルには余裕が出てくるはずです。2,500ベル程度で「鉄鉱石の消費」と「DIY作業の手間」をお金で解決できるなら、安いものだと僕は思います。

道具を使い捨て感覚でバンバン買えるようになるのも、経済が発展した証拠ですよ。
あつ森のたぬき商店を最終形態にする改装条件
え、もしかしてジャスティンにも売ったらあかんかったん?
— なー (@Nah_atsumori) October 9, 2023
別島に売りに行くのめんどくさくて昨日めちゃくちゃ売ったからだよね…😢
どうしよう…
▶︎ 1からやり直す
このまま続ける#あつ森 #タヌキ商店 pic.twitter.com/6Xm7lwW0PI
「毎日プレイしているのに、全然改装のお知らせが来ない……」 「もう30日以上経ってるはずなのに、なぜ?」
そんな時は、何かの条件が不足している可能性があります。ここからは、商店を最終形態へ進化させるための具体的な条件を一つずつチェックしていきましょう。意外な落とし穴があるかもしれません。
店が大きくならない時の改装条件確認
たぬき商店が第1段階(初期店舗)から第2段階(最終形態)へ改装されるためには、単一の条件ではなく、複数の条件を「同時に」満たす必要があります。どれか一つでも欠けていると、フラグが立たず、いつまで経ってもリニューアルイベントが発生しません。
現在、有力とされている確定条件は以下の通りです。
改装の必須条件リスト
- 条件①:商店での売買合計額(流通額)が20万ベルを超えていること。
- 条件②:商店がオープンしてから30日以上経過していること。
- 条件③:(補足)エイブルシスターズのきぬよが島を訪れるイベントが発生済みであること。
条件③については、普通にプレイしていれば商店建設後の早い段階できぬよさんが広場に行商に来るため、30日経過する頃には自然と達成していることがほとんどです。そのため、基本的には「ベル」と「日数」の2点に絞って確認すればOKです。
「条件を満たしているはずなのに!」という方は、次のセクションで解説する「計算の勘違い」をしていないかチェックしてみてください。
ベル流通額や30日経過の正しい計算

最も誤解が多いのが、ベルの条件と日数のカウント方法です。ここを間違えていると、無駄な努力を続けることになってしまいます。
「売買合計」の意味を知ろう
20万ベルという条件は、「買い物をした額」だけではありません。「店にアイテムを売った額」もカウントされます。
例えば、高額な家具を買うのは勇気がいりますが、釣った魚や採った果物を売るのは簡単ですよね。不用品をどんどん売って経済を回しましょう。累計で20万ベルの流通実績があればOKです。
要注意!買取ボックスの罠
ここで一つ、非常に重要な注意点があります。それは、店の外にある「買取ボックス」での売却額の扱いです。
- 買取ボックスはカウント対象外?
- 検証プレイヤーの間では、「買取ボックスでの売却額は、改装条件の流通額に即座に反映されない、あるいはカウント率が低い」という説が濃厚です。確実に条件をクリアしたいなら、少し面倒でも営業時間内に店内に入り、まめきち・つぶきちに直接話しかけて売却することを強くおすすめします。
「30日経過」はログイン日数ではない
もう一つの条件である「30日」。これは、あなたが実際にゲームを起動した日数(ログイン日数)ではありません。

ゲーム内のカレンダーで、商店がオープンした日から30日が経過しているかどうかを指します。
つまり、毎日ログインしなくても、久しぶりに起動して日付が30日以上進んでいれば、日数の条件はクリアとなります。
逆に言えば、タイムトラベルで時間を戻したり進めたりを繰り返していると、内部的なカウントが複雑になる可能性もあるので、基本的にはカレンダー通りの経過を待つのが確実です。
テントのまま依頼されない時の対処法

もし、あなたの島のたぬき商店が「大きくならない」以前に、まだ「テント」の状態ですらない場合、あるいは「商店建設の依頼すら来ない」という場合は、もっと手前の段階で進行が止まっています。
たぬき商店を建てるためのイベント(資材集め依頼)が発生しない主な原因は、チュートリアル工程の未消化です。
確認すべき進行フラグ
以下の手順を完了しているか、自分の進行状況と照らし合わせてみてください。
■マイホームへの建て替え
移住費用の5,000マイルを返済し、テントからマイホームへの増築を依頼しましたか?
■生き物の寄贈
たぬきちに虫や魚を5種類見せましたか?
■フータのテント設置
たぬきちに生き物を見せると、フータが島に来ることになります。フータのテントの場所を決めて設置しましたか?
特に見落としがちなのが「2. 生き物の寄贈」と「3. フータのテント」です。博物館の館長であるフータを呼ばないと、たぬきちは商店の建設に乗り出しません。
まずは網と釣り竿を持って、生き物を5種類捕まえてたぬきちに見せに行きましょう。これがトリガーとなって、翌日以降につぶきちから商店建設の相談を持ちかけられるはずです。
鉄鉱石30個の壁
建設依頼が来たら来たで、次に立ちはだかるのが「鉄鉱石30個」の収集です。
初心者が一番苦労するポイントですが、スコップで岩を叩くときは、後ろに穴を掘って反動で下がらないようにするのがコツです。自分の島の岩だけで足りない場合は、マイル旅行券を使って離島ツアーに行き、そこにある岩を叩いて集めましょう。
改装工事の予告と休業日の注意点
すべての条件を満たすと、いよいよその時がやってきます。朝の島内放送でしずえさんが「たぬき商店が改装工事に入ります」と予告してくれます。または、商店に入った時にまめきち達から直接告知されることもあります。
ここで最後に気をつけてほしいのが、「改装当日は店が一日中休みになる」という点です。
カブのリスク管理を徹底しよう
特に日曜日にカブを買っている人は要注意です。改装工事の日(予告の翌日)は、店に入れないため、当然カブを売ることができません。
大損害を防ぐために
もし改装日が、カブ価が高騰する可能性のある木曜日や金曜日だったり、腐る寸前の土曜日だったりすると大惨事になります。
改装の予告が出たら、手持ちのカブをどうするか(他の人の島で売らせてもらうか、改装前に売ってしまうか)をすぐに判断しましょう。

改装期間は1日だけです。その翌日には、立派になった最終形態のたぬき商店がオープンします。
記念すべきリニューアルオープンの日を楽しみに待ちましょう。
あつ森のたぬき商店の最終形態を楽しもう

あつ森のたぬき商店は、残念ながらデパートには進化しません。しかし、今回解説したように、最終形態ならではの魅力やメリットがたくさん詰まっています。
季節ごとの商品ラインナップや、便利な道具の販売など、スローライフを充実させるための機能は十分揃っています。「大きくならない」と焦る必要はありません。条件さえ満たせば、必ず立派な店舗になります。
焦らずコツコツと、無人島での経済活動を楽しんでいきましょう。完成した時のお店に入った瞬間のワクワク感や、新しい家具との出会いは、何度味わっても良いものですよ。
「どうしてもお店作りがしたい!」「もっと大きな施設をデザインしたい!」
そんな消化不良気味の方には、追加コンテンツの『ハッピーホームパラダイス』が救世主になります。
本島では叶わなかった「アパレルショップ」や「レストラン」、そして「病院」などの施設建設が自由にできるので、建築欲が完全に満たされます。
また、ネット上の様々な噂や不確かな情報にこれ以上振り回されたくない方には、『ザ・コンプリートガイド(ハッピーホームパラダイス&全無料アップデート対応)』を手元に置いておくことを強く推奨します。
ネット検索で時間を溶かすより、全アイテムデータが載っているこの鈍器(分厚い本)で答えを見たほうが圧倒的に早いですからね。
この記事が、あなたの島クリエイトとあつ森ライフの助けになれば嬉しいです。