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この記事でわかること
✓ SFC版とリメイク版におけるHPの違いと正しいステータス数値を把握できる
✓ 本体がゾンビ系であるという意外な事実と、それを突く有効な攻撃手段を知れる
✓ 無限ループを防ぐための両手同時撃破テクニックと、左右の優先順位を学べる
✓ ドラクエウォークやDQMシリーズにおける性能評価と、具体的な攻略のコツがわかる
ドラゴンクエストVIのラストバトル、デスタムーア最終形態。その異様な姿と圧倒的な強さは、多くのプレイヤーの記憶に深く刻まれていますよね。
いざ戦ってみると、HPや弱点がわからなくて長期戦になり、ジリ貧で負けてしまうことも少なくありません。
特にSFC版やDS版での倒し方の違いや、厄介極まりない「両手」の処理順序に頭を抱える人も多いはずです。
さらに最近では、ドラクエウォークや星ドラ、DQMなどの派生作品でもその姿を見かけるようになり、検索して対策を練る人も増えています。

「結局、本体のHPはいくつなの?」「何が一番効くの?」そんな疑問を持つあなたへ。
今回は、幻魔王の正確なステータスから、意外すぎる「ゾンビ系」という弱点、そして各作品での攻略法まで、徹底的に掘り下げていきます。
DQ6デスタムーア最終形態の完全攻略
ドラクエ6
— マササウルス (@aOu291t4wzIwSd0) February 25, 2019
デスタムーア最終形態(顔と手だけ)
描いてみました!
いつも以上にコピックの色に気お使いました👊#ドラゴンクエスト#ラスボス#コピックイラスト pic.twitter.com/DO7V71jkDo
ドラクエ6のラストバトルにおいて、多くの少年少女にトラウマを植え付けたデスタムーア最終形態。
顔と両手がそれぞれ独立して浮遊するという不気味なデザインもさることながら、その強さは歴代シリーズの中でも屈指と言われていますよね。
ここでは、まず原作(SFC版・DS版・スマホ版)における幻魔王の正確なスペックと、確実に勝利するためのロジックを深掘りして解説していきます。
HP2500の真実と基本ステータス
まず最初に、攻略の基本となるデスタムーア最終形態のHPについて、情報の整理をしておきましょう。
ネット上の掲示板や古い攻略サイトを見ていると、「DS版のリメイクではHPが4000以上に強化されている」といった情報を見かけることがありますが、実はこれ、正確な情報ではない可能性が高いんですよ。
複数の検証データや解析情報に基づくと、デスタムーア最終形態のHPはSFC版からリメイク版に至るまで、大きな変更は加えられていないというのが現在の定説です。
では、なぜ「リメイク版は硬い」と感じてしまうのでしょうか。その理由は、敵の行動パターンの変化や、こちらの攻撃手段の仕様変更(マダンテの倍率変更など)にあると考えられます。
部位ごとの正確なステータス

デスタムーア最終形態は「本体(顔)」「右手」「左手」の3パーツで構成されており、それぞれが個別のHPを持っています。これを把握していないと、無駄なダメージを与えてしまいかねません。
| 部位 | 推奨攻略順 | HP(目安) | 守備力 |
| 本体(顔) | 最後 | 約2,500 | 340 |
| 左手(画面右) | 最優先 | 約2,000 | 200 |
| 右手(画面左) | 2番目 | 約1,700 | 200 |
こうして見ると、本体のHP2,500というのは、ラスボスとしては意外と低い数値だと思いませんか?
歴代の魔王たちがHP5,000や10,000を超えることもある中で、この数値は控えめです。しかし、油断は禁物です。本体は守備力が340と非常に高く設定されており、生半可な物理攻撃ではダメージが通りにくいんです。

さらに、強力な属性耐性も持っているため、数値以上に「削りにくい」と感じるはずですよ。
また、素早さに関しても注意が必要です。左手は素早さが170前後あり、こちらの回復役より先に行動してくることが多々あります。回復が間に合わずに全滅…なんてことにならないよう、ピオリムなどで対抗策を講じておくのも一つの手ですね。
本体の弱点はゾンビ系とゾンビぎり
これは攻略本にも詳しく書かれていないことが多く、意外と知られていない事実なのですが、デスタムーア最終形態の本体(顔)は、内部データ上で「ゾンビ系」に分類されているんです。
あの威厳ある幻魔王の顔がゾンビと言われても、正直ピンときませんよね。しかし、プログラム上のデータは嘘をつきません。この設定を逆手に取ることで、攻略の難易度を一気に下げることが可能になります。
つまり、ゾンビ系に特効ダメージを与える武器や特技が、ラスボスである本体にめちゃくちゃ刺さるんですよ。
ゾンビ特効を活用した攻撃プラン
具体的には、以下の攻撃手段が非常に有効です。これらを知っているだけで、本体削りのスピードが段違いになります。
おすすめの対本体攻撃手段
- 特技「ゾンビぎり」:通常攻撃の1.5倍のダメージ倍率を持ちます。さらに「バイキルト」と合わせることで、凄まじいダメージを叩き出せます。
- 武器「ゾンビキラー」:装備して攻撃するだけで、ゾンビ系へのダメージが加算されます。入手していれば、アタッカーに装備させるのが賢い選択です。
一方で、絶対にやってはいけない攻撃もあります。それは「岩石属性」の攻撃を本体に撃つことです。
デスタムーアの本体は、岩石属性に対して「完全耐性(無効)」を持っています。つまり、ハッサンの代名詞である「せいけんづき」や「がんせきおとし」は、本体には1ダメージも与えられない(あるいは命中しない)のです。
「ハッサンのせいけんづきが外れまくる!」と嘆いている方は、おそらく本体を狙ってしまっているのではないでしょうか。本体を攻めるフェーズに入ったら、戦術をガラリと切り替え、ゾンビ特効や、比較的通りの良いデイン系(ギガスラッシュ、ジゴスパークなど)で攻めるのがセオリーですよ。
両手から攻める倒し方の重要ポイント
デスタムーア戦において、最も頭を悩ませるのが「どの部位から倒すべきか」という手順の問題です。本体から倒すべきか、手から倒すべきか…。結論から断言します。

「両手を先に、できればほぼ同時に倒す」のが絶対的な正解です。
なぜなら、彼らは「蘇生」という、RPGにおいて最もプレイヤーの心を折る行動をとってくるからです。
片方を倒しても、もう片方が残っていれば、次のターンには復活させられてしまう。この「無限ループ」にハマってMPが尽き、敗北した経験がある方も多いのではないでしょうか。
恐怖の蘇生ループを理解する

敵のAIを理解するために、両手の役割分担を詳しく見てみましょう。ここを理解していないと、いつまで経っても戦闘が終わりません。
| 部位 | 画面位置 | 蘇生スキル | 詳細・リスク |
| 左手 | 右側 | ザオリク | 最悪の行動。倒された部位をHP100%の状態で完全復活させます。これを連発されると勝ち目はありません。 |
| 右手 | 左側 | ザオラル | HP50%で復活させます。確率は100%ではありませんが、失敗を期待するのは危険です。 |
本体だけを先に倒しても、左手が残っていればザオリクで完全復活します。左手を倒しても、右手がザオラルを使います。右手だけ倒しても、左手がザオリクを使います。

つまり、両方が生存している状態か、両方が消滅している状態以外は、常に蘇生のリスクがつきまとうわけです。
この地獄のようなループを断ち切るための唯一の解法は、両手のHPを均等に削っていき、同じターン内に全体攻撃などでまとめてトドメを刺すことです。
焦って本体にダメージを与えすぎると、本体がHP減少をトリガーとする「マダンテモード(発狂モード)」に移行してしまうリスクもあります。まずは本体を無視してでも、両手の処理だけに全神経を集中させましょう。
左手へのせいけんづきと岩石属性
「両手から倒す」という方針は決まりました。では、具体的にどうやって両手を効率よく削ればいいのでしょうか。ここで輝くのが、先ほど「本体には効かない」と説明した「岩石属性」なんです。
実は、デスタムーアの「右手」と「左手」は、本体とは異なり、どちらも岩石属性が弱点(無耐性)に設定されているんですよ。この耐性の穴を突かない手はありません。
ハッサン無双の幕開け
岩石属性といえば、やはりハッサンの「せいけんづき」です。本体には無効化されてしまうこの技も、両手に対しては必中クラスの命中率と、驚異的なダメージ倍率を誇る最強の攻撃手段へと変貌します。
対両手用の黄金パターン
- ステップ1:ハッサンに「バイキルト」をかける。(ラミアスのつるぎ使用など)
- ステップ2:ハッサンが「気合ため」を行う。(次のターンの攻撃力が2倍以上になり必中化)
- ステップ3:左手(画面右)に「せいけんづき」を叩き込む。
このコンボが決まれば、一撃で500〜700近いダメージを与えることも可能です。
特に「左手(画面右)」はザオリクを使う一番の危険因子であり、かつ素早さも高いため、真っ先に削っておきたい相手です。

迷ったらまずは左手に正拳突き。これを合言葉にしてもいいくらいです。
勇者(主人公)は、ギガスラッシュなどの全体攻撃で両手を削りつつ、ハッサンの撃ち漏らしをカバーするように動くと安定します。
「画面の右側にいるのが左手」というややこしい仕様に混乱しないよう、ターゲット選択は慎重に行ってくださいね。
マダンテ使用時の注意点とタイミング

バーバラなどが習得する究極呪文「マダンテ」。全てのMPを犠牲にして放つこの大技は、デスタムーア戦における最大の切り札です。しかし、使うタイミングと、プレイしている機種による仕様の違いには十分な注意が必要です。
SFC版では「消費MP×3」のダメージを与えることができましたが、DS版やスマホ版のリメイクでは「消費MP×2」に弱体化されています。
SFC版の攻略情報を鵜呑みにして、HP満タンの両手にいきなりマダンテを放っても、「あれ?全然倒しきれない!」という事故が起きてしまうのです。
フィニッシャーとしての正しい運用法
では、リメイク版ではマダンテは使えないのか?いいえ、そんなことはありません。使い方を「開幕ぶっぱ」から「トドメの一撃」に変えればいいのです。
マダンテのおすすめ発動タイミング
両手のHPを残り500〜800程度まで削った状態、つまり「名前の色が変わった(黄色~赤色)」あたりで使うのがベストです。ここでマダンテを使えば、両手を確実に消し飛ばし、蘇生される隙を与えずに本体とのタイマンに持ち込めます。
マダンテを使った後のバーバラはMPが0になり、魔法が使えなくなりますが、ここまで来れば役割は十分に果たしています。あとは「賢者の石」や「ハッスルダンス」を持たせて回復役に回るか、MP回復アイテム「エルフののみぐすり」や「いのりのゆびわ」を使って戦線復帰させましょう。

マダンテは勝利への道をこじ開けるための鍵。ここぞという場面まで温存しておくのが、賢い勇者の戦い方ですよ。
派生作品のデスタムーア最終形態を分析

ここまでは原作DQ6の攻略情報を中心にお伝えしてきましたが、デスタムーア最終形態は『ドラゴンクエストモンスターズ(DQM)』シリーズや『ドラゴンクエストウォーク』、『星のドラゴンクエスト』など、数多くの派生作品でもラスボス級の強敵として登場しています。
各作品での扱いや作り方もなかなか興味深いので、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
DQMシリーズでの配合レシピと作り方
育成ゲームであるDQMシリーズにおいて、デスタムーア最終形態は魔王系の中でもトップクラスの位階に位置するモンスターです。このモンスターを作成することは、多くのモンスターマスターにとって一つの到達点とも言えるでしょう。
作品によって配合の詳細は異なりますが、基本的には「デスタムーア(変身)」をベースに、他の強力な魔王を掛け合わせることで誕生します。
例えば、GB版の『テリーのワンダーランド』や『イル・ルカ』では、以下のような配合パターンが主流でした。
代表的な配合例(GB版/レトロ版準拠)
- デスタムーア(変身) × ムドー
- デスタムーア(変身) × ダークマター(DQM2など)
- デスタムーア(変身) × ポセイドン(一部作品)

作成難易度は非常に高いですが、その分、性能は折り紙付きです。
高いステータスと強力な耐性を持ち、覚える特技も「ジゴスパーク」や「ビッグバン」など強力なものばかり。さらに、デスタムーア最終形態は、そのさらに上位の存在である「ダークドレアム」を生み出すための必須素材としても重宝します。
「苦労して作ったデスタムーアだけど、図鑑埋めと最強モンスターのために泣く泣く配合に使った」という経験がある人も多いのではないでしょうか。(出典:ドラゴンクエストシリーズ公式サイト)
ドラクエウォークでのギガモン性能
位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク(DQW)』では、最大30人のプレイヤーと協力して戦う大規模レイドボス「ギガモンスター」として登場しました。
ここでは「幻魔王デスタムーア」という名称が使われ、通常のメガモンスター(第2形態の姿をした大魔王デスタムーア)とは明確に区別されています。
ウォークにおいても、原作同様に「顔と両手」のギミックが再現されており、3つの部位それぞれが攻撃してきます。そのため、単体攻撃よりも「全体攻撃」ができる武器やスキルの価値が非常に高まるバトルとなりました。
こころの性能と評価
プレイヤーとして気になるのは、倒した後に手に入る「こころ」の性能ですよね。幻魔王デスタムーアのこころ(覚醒・青)は、非常にユニークかつ強力な性能を持っています。
幻魔王デスタムーア(覚醒)の主な性能
- ブレスダメージアップ:ブレス攻撃の威力を底上げします。
- 属性ダメージ強化:メラ・ヒャド・ジバリア属性などのダメージを強化する特殊効果を持っています。
- 高いステータス:青色こころの中でもHPや素早さが高水準です。
特に、ブレス攻撃を主体とする特級職「ニンジャ」との相性が抜群で、実装から時間が経っても一線級で活躍できるポテンシャルを秘めています。
復刻イベントなどが開催された際は、最優先で確保を目指したいこころの一つですよ。
星ドラなどでの行動パターンと対策
『星のドラゴンクエスト(星ドラ)』などのスマホアプリ版でも、デスタムーア最終形態はレイドボスやイベントの超高難易度ボスとしてたびたび立ちはだかります。これらの作品では、原作の耐性をベースにしつつも、ソシャゲ特有のゲームバランスに合わせた調整が施されています。
例えば、星ドラでは伝統的に「イオ属性」が弱点に設定されていることが多く、イオナズンやイオ系物理スキルで攻めるのが攻略の鍵になるケースが目立ちます。逆に、ドルマ系などは軽減される傾向にあります。
特殊なギミックと耐性装備の準備
また、HPゲージを跨ぐたびに「夢幻の世界」などの特殊なフィールド効果を発動したり、強力なデバフを付与してくることもあります。これにより、単なる火力押しだけでなく、「眠り耐性」や「混乱耐性」などの装備準備がよりシビアに求められます。
「原作で勝てたから大丈夫」と高を括っていると、初見殺しのギミックであっという間に全滅させられることも…。

挑む前には、必ずそのゲーム内のお知らせや、最新の攻略情報をチェックすることをおすすめします。
デスタムーア最終形態の攻略総まとめ

デスタムーア最終形態は、その見た目のインパクトと初見殺しのギミックで、プレイヤーに絶望を与えるボスです。しかし、その行動原理やステータスの仕組みを正しく理解すれば、確実に勝機が見えてくる相手でもあります。
- 原作の本体HPは約2500。見かけほどタフではない。
- 本体には「ゾンビ系」特効が刺さり、両手には「岩石系(せいけんづき)」が劇的に効く。
- 蘇生ループという最大の負け筋を潰すため、両手を均等に削って同時撃破を目指す。
この3つのポイントをしっかりと抑えておくだけで、あなたの勝率はぐっと上がるはずです。かつて幻の大地で苦汁を飲まされたあなたも、今こそ知識という武器を手に、幻魔王へのリベンジを果たしてみてはいかがでしょうか。
※ 本記事で紹介した数値データや攻略法は、筆者の経験と一般的な調査に基づくものです。ゲームのバージョン(SFC/DS/スマホ)やリメイクの種類によって仕様が細かく異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。